病棟・外来・訪問看護・施設・クリニック・デイサービス。ってどういう業務ができたらいい?

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仕事を決める時、給料?やりたいこと?通勤距離?どれもがバランスよく大事なことです。実際やってみてこれ実は自分に合ってると分かることもあります。これから何をやってみようかと方向性を決める時に、参考になればと思い、私が経験した業務内容や、良いところや悪いところを解説します。
病棟

業務内容

バイタル測定・点滴・注射・採血・環境整備・入浴介助・食介・注入・バルーン交換・陰部洗浄・膀胱洗浄・吸引・人工呼吸器・モニター管理・入院退院の対応・検査説明・オペ出しなど(科の配属により専門的な処置があります)

良いところ

3年経験したら、看護師として基礎的な技術は身につく。転職時に経験とみなされる。

チームプレーでわからない時は質問しやすい。

比較的自分のペースで仕事ができる。

悪いところ

リズムが崩れてしまう2交代業務。

残業が多いところも多くある。

 

⭐️患者が置かれている状況、不安や悩み、家族との関係性など理解し、気持ちに寄り添える人が向いています。

外来

業務内容

診察介助・検査説明・検査室への誘導・採血・注射・点滴・急患対応・検査介助・処置介助など

良いところ

医師説明を一緒に聞くことができるので学びになります。

「残業が少ない」「夜勤がない」「休日が固定」などのメリットがあります。 外来看護師の業務に関しても、医師の診察補助がメインのため病棟と比べて身体的負担も少ないです。

悪いところ

患者さんとの関わりが短時間。

 

⭐️テキパキとスピード感をもって仕事をこなせる人に向いています。

訪問看護

業務内容

服薬管理・点滴・注射・清拭・院部洗浄・入浴介助・身体状態観察・傾聴・バイタル測定・吸引・見取り・訪問看護計画書・訪問看護報告書の記入など。

良いところ

一人一人ゆっくり関わりを持てる。

自分が行いたい看護を利用者さんと相談して行える。

 

悪いところ

雨風、暑い寒いは辛い。

オンコールがある。

他人の家に上がるのに抵抗がある人は難しいです。

 

⭐️療養にも適した環境にするために支援できる人、その方にとって何が必要なのか、どうありたいのかを考え続けられることができ、お客様やご家族ともコミュニケーションを図れる人が向いています。車の運転が好きで、集団行動が苦手な人にはおすすめです。

施設

業務内容

バイタル測定・服薬管理・急変対応・往診介助・看取り・注入・吸引・処置・在宅酸素管理・サービス担当者会議・サービス計画書記入など

良いところ

有料老人ホームの給料は比較的高め。

長い関わりになるため信頼関係を築くことができる。

病院より優しい穏やかな人も多く、病院のようなピリピリ感からは解放される。

悪いところ

難しい処置はないが、急変対応は必須。

看取り対応。

コロナなど集団感染が起きた時は、少ない看護師で対応するため大変です。

 

⭐️コミュニケーションスキルの高い人、落ち着きがあり、チームケアに関心が高い人は向いています。

クリニック

業務内容

診察介助・点滴・注射・採血・心電図・検査介助・検査説明

内科では内視鏡検査介助・整形外科ではリハビリ介助・眼科や美容外科では手術介助など

良いところ

夜勤がなく、日曜日祝日がお休みのところが多い。

医師の考え方、人柄に共感が持てれば長く勤務できる。

急変は少ない。

悪いところ

夜診がある。

欠勤しずらい所はあるので、小さい子供がいる時は働き辛い。

 

⭐️地域に寄り添った看護をしたい方にはおすすめです。

デイサービス

業務内容

バイタル測定・服薬管理・食事介助・注入・口腔清拭・入浴介助・軟膏処置・日報・連絡ノートの確認と記入など

良いところ

介護度が低いことが多く、医療処置は少なめ。

リクレーションなど好きな方におすすめ。

日勤で働くことができる。

悪いところ

医療処置が少ないため技術面が向上しない。

 

⭐️医療処置などは苦手だが、高齢者と関わるのが好きな人にはおすすめです。

 

まとめ

その職場に行くまで、詳しい業務内容が分からないことが多く、イメージしにくいので、少しでも参考になればと思い、簡単にまとめてみました。

実際に経験し、私が感じたことになりますが、看護師でも向き不向きがあると思います。

皆様が良い職場に恵まれますように⭐️

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